結婚式の花束贈呈で両親が本当に喜ぶ花は?相場・花言葉と保存の極意
披露宴のクライマックスを華やかに彩る両親への花束贈呈。育ててくれた親への感謝を込めて手渡す瞬間は、新郎新婦だけでなく会場全体が感動に包まれるハイライトです。しかし現場のウエディングプランナーへの取材では、「会場で手配した花束が想像より小さかった」「遠方から来た両親が新幹線での持ち帰りに苦労していた」といった、準備不足による後悔の声も耳にします。
一生に一度の晴れ舞台だからこそ、見栄えの良さはもちろん、受け取る両親の事情や式後の思い出の残し方まで見据えた選択が欠かせません。費用の目安から想いが真っ直ぐ伝わる花言葉、長期保存ができるアフターブーケの活用法まで、押さえておくべきポイントを分かりやすく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:両親への贈呈花束の相場は1束あたり5,000円〜1万円が目安で、記念品とセットで贈るスタイルが定着。
- 要点2:感謝の花言葉を持つ花材を選びつつ、持ち帰りの交通手段や会場の持ち込み料を事前確認することが成功の鍵。
- 要点3:アフターブーケ保存や実用的な記念品への代替など、実家の生活環境に寄り添った選択肢が支持を集めている。
【相場と内訳】結婚式の花束贈呈にかける値段はいくら?両親贈呈品の平均予算
式場準備で見落としがちなのが、花束にかける適正予算の把握です。結婚式における両親への花束贈呈では、1束あたり5,000円〜10,000円(両家分で1万〜2万円)が標準的な相場とされています。5,000円前後であれば片手で抱えられる上品なサイズ感になり、8,000円〜10,000円クラスになると遠くのゲスト席からも見栄えのするしっかりとしたボリューム感が出ます。
両親へのギフト全体で見ると、両親贈呈品相場は両家合わせて3万〜5万円程度です。近年は「花束単体」で渡すケースだけでなく、手元に残る記念品(子育て感謝状、体重米、名入れ時計など)に小さめのミニ花束を添えて贈るケースが増加しています。結婚式で用意する花束の値段は、式場提携のフラワーショップに依頼すると中間マージンが含まれるため、街の花屋の通常価格より2〜3割ほど高めに設定されている傾向がある点も把握しておくと安心です。
【感謝の花言葉】両親が心から喜ぶおすすめの花材とタブーな花
手渡す花束に特別な意味を込めたいなら、感謝の花言葉を持つ花材を中心に束ねてもらうのがおすすめです。両親への想いをストレートに伝える代表的な花材を厳選しました。
・ピンクのバラ:「感謝」「温かい心」「気品」
・ピンクのガーベラ:「感謝」「崇高美」「思いやり」
・カスミソウ:「感謝」「幸福」「無邪気」
・トルコキキョウ:「希望」「優美」「永遠の愛」
・ホワイトレースフラワー:「感謝」「可憐な心」
色選びでは、両親の好きな色や会場装花とリンクさせるのが基本ですが、注意したいのが「タブーとされる花」の存在です。仏花を連想させる白い菊や、花首からポロリと落ちる椿、トゲの処理が不十分なバラ、香りが強すぎる百合などは披露宴の場にそぐわない場合があります。ドレスや着物に花粉が付着するリスクもあるため、フローリストへは事前に「両親贈呈用として衣装を汚さない花材にしてほしい」と明確に伝えておきましょう。
【持ち帰りと配慮】遠方ゲストや実家の負担を減らすサイズ感と持ち込み料の罠
どれほど豪華な花束であっても、結婚式後の花束の持ち帰りで両親に負担をかけてしまっては配慮に欠けてしまいます。特に新幹線や飛行機、電車を使って帰宅する両親の場合、抱えきれないほど大きな花束は移動中の荷物になり、水漏れや型崩れの心配も生じます。
遠方から参列する両親には、持ち帰り用のマチ付き手提げ袋をあらかじめ式場側に用意してもらうか、最初からコンパクトなブーケ仕立てにして実用的な記念品をメインにする配慮が喜ばれます。
また、コストを抑えるために外部のフラワーショップから花束を持ち込む場合は、会場ごとの「花束持ち込み料」に注意が必要です。持込料として1束あたり1,000円〜3,000円程度が加算されたり、生花の持ち込み自体を衛生管理上の理由で禁止している式場も存在します。契約内容を事前にプランナーへ確認し、トータルコストで損をしないよう計算しておくのが賢明です。
【一生残す保存術】アフターブーケ保存の選択肢!ドライフラワー加工とプリザーブドフラワー
「結婚式の思い出を形としてずっと残したい」という新郎新婦や両親から高い支持を得ているのが、式後のアフターブーケ保存サービスです。生花のみずみずしさを特殊技術で長期間キープできるため、実家のリビングに飾るインテリアとして人気を集めています。
主な加工方法は次の2種類に分かれます。
・ドライフラワー加工:花を立体的な額装やガラスボトルの中に閉じ込める方法。アンティークで落ち着いた風合いに仕上がり、経年変化を楽しめるのが魅力。
・プリザーブドフラワー加工:花の水分を特殊な有機溶液と置き換えて着色・乾燥させる方法。生花そのままの鮮やかな発色と柔らかな質感を数年間にわたって保てる。
加工費用の相場は3万〜6万円前後と決して安くはありませんが、結婚式当日の感動をそのまま形に残せる価値は大きいです。生花は時間の経過とともに傷んでしまうため、きれいに残すためには「挙式当日または翌日午前中」には加工専門業者へ発送できるよう、前もって手配を済ませておくのが鉄則です。
【パートナーへのサプライズ】結婚式で贈る花束の本数に込められた特別な意味
両親への贈呈だけでなく、新郎から新婦へ、あるいは新婦から新郎へ贈るサプライズ花束の演出も人気です。特にバラを使ったサプライズでは、束ねる本数ごとにロマンチックなメッセージが込められています。
・12本(ダズンローズ):「私の妻になってください」「感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠」の12の意味
・24本:「一日中あなたを思っています」
・50本:「永遠」「恒久の愛」
・99本:「永遠の愛」「ずっと一緒にいてください」
・100本:「100%の愛」
・108本:「結婚してください(プロポーズの再現)」
サプライズを成功させるためには、進行スケジュールの中でお色直しの再入場時や披露宴の結びなど、どのタイミングで渡すかを担当プランナーと綿密に打ち合わせておく段取りが欠かせません。
【2026年最新トレンド】「結婚式で両親への花束なし」はあり?選ばれる代替ギフト
2026年のウエディングシーンでは、形式にとらわれず「相手の実生活に合った実用性」を重視するカップルが増加しています。その結果、あえて結婚式で両親への花束なしを選択するケースも全体の約2割で見られるようになりました。
生花を用意しない理由としては、「実家で花瓶を用意して手入れをする習慣がない」「猫などのペットを飼っていて誤食が心配」「遠方からの移動で荷物にさせたくない」といった現実的な配慮が挙げられます。
生花の代わりに選ばれている最新トレンドの代替品には以下のようなものがあります。
・プリザーブドフラワー入りの置き時計・フォトフレーム(手入れ不要で記念に残る)
・感謝のメッセージ入りペア食器・切子グラス(日常使いできる上質品)
・旅行券・食事券などの体験型ギフト(式後に夫婦水入らずの時間をプレゼント)
・生まれたときの体重で作るウェイト米・ウェイトドール(親としての原点を振り返る品)
しきたりだからと形だけにこだわらず、両親の性格や暮らしに最もフィットする贈り物を柔軟に選ぶスタイルが広く共感を呼んでいます。
【結婚式の花束】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:式場の提携花屋と外部ショップの持ち込み、どちらを選ぶべき?
A1:安心感を最優先するなら式場提携、デザインのこだわりやコストカットを狙うなら外部手配が向いています。ただし外部手配は持込料や当日の配送遅延リスクがあるため、トータル費用と受け取りの手間を比較して判断してください。
Q2:両親への花束は父親と母親で別々に用意するべきですか?
A2:一般的には「母親に花束を手渡し、父親にはブートニア(胸ポケットに挿すコサージュ)や記念品を渡す」という組み合わせが主流です。もちろん両親それぞれにミニブーケを用意しても喜ばれます。
Q3:生花の花束を式場から実家へ直接配送してもらうことはできますか?
A3:式場や提携フローリストによっては、式終了後に専用BOXでクール便発送してくれるサービス(有料)があります。遠方から参加する両親がいる場合は、事前打ち合わせの段階で配送対応が可能か確認しておくのがベストです。
【まとめ】ふたりの感謝がずっと続く最高の一束を選ぶために
結婚式における花束は、単なるセレモニーの小道具ではなく、これまでの年月を支えてくれた家族へ贈る「目に見える感謝状」です。
華やかな見た目や花言葉の意味はもちろん大切ですが、受け取った両親が帰り道に困らないか、持ち帰ったあとも気持ちよく飾れるかといった細やかな気配りこそが満足度の高い演出につながります。ふたりらしい想いを込めた最高の一束を選び、心温まる特別な一日を迎えてください。 (出典: 結婚 式 花束(Yahoo!ニュース))